GR86 納車インプレッション【納期、受注再開は？】
GR86 10th aniversary limitedが2023年3月に無事納車されましたので乗ってみた感想をまとめてみました。
【納車時期】
グレード GR86 10th universary limited
2022年8月に発注、2023年3月納車となりました、型番はB型となっております
【受注再開について】
3/25現在 ネット上では受注が再開したと情報があります、BRZが継続して販売されているので生産終了説はないと思いますがバックオーダーがたまってくるとまた生産停止となる可能性もありますのでほしいと思っている方はディーラーに早めに連絡したほうがよいかもしれません。
【インテリア（内装）】
内装は大きく進化していると個人的に感じました。
前期型トヨタ86では内装のチープさが…（後期86で改善）
もう自分でスエードシートを張らなくてもよいのね
がGR86ではスエードを随所に使用した内装で値段相応の内装に仕上がっていると思われます。
個人的に前期86ではハンドルの径がやたら大きく形状もにぎりにくかった点がGR86になって大きく改善されていた点に感動を覚えました。
半面、ステアリングフィールはいかにも電動パワステといった感じであまりフィーリングはよくないように思いました、個人的に前期86のやや重ステでのしっかりしたフィーリングのほうが好きでした。
【エクステリア（外装）】
私が以前乗っていたtoyota86（初期型）はいかにも平成スポーツカーといったデザインだったのですが、GR86にモデルチェンジをすることで今風の令和のスポーツカーといったデザインに進化していると感じました。
10th aniversaryステッチがgood
最近のトヨタ車は16代目クラウンあたりからとてもスタイリッシュなデザインの車が増えてきていますね。
前から見ると日産GTRと日産フェアレディZを足して2で割ったようなデザイン？
ライトはLEDでバイビーム式を採用、個人的にスモールがデイライト仕様として純正設定があればよかった（社外ではホークアイ社製品あり）
ハンドルをきるとヘッドライトの向きが動く機能は夜の峠道では運転しやすくgood。
明るさの面では前期使用のHIDとは比較にならないほど明るい。
イエローフォグは必要なくなった…
特徴的なフロント、サイドのエアインテークはダミーではなく本物。
スポーツモデルならではの空力に対するこだわりが見て取れます。
整流を狙ったのであろう大きく張り出したサイドシルのデザインも個性的で〇
テールランプのウインカーはLED搭載で今風になり、ナンバー灯も純正でLEDが装着され十分な明るさです。
前期86のバルカンテールも今風ではないが好きだけどね。
フェンダーモールが純正で装着されています、ハミタイさせろということなのか…
【運転してみて】
ミシュランPilot sportsの鬼グリップ
標準装着のミシュランパイロットスポーツ4のグリップがすさまじいです、コーナーを張り付いていくように曲がっていきます。少々のオーバースピードでコーナーに突っ込んでも狙ったラインにバッチリのせれます。
ただ安定しすぎていて前期86のようないかにもFRといった乗り味がなくなってしまっているのは少しマイナスポイント。
もう一つの純正タイヤのミシュランプライマシーでの乗り味が気になるところ。
ハンドリングは前期86のクイック感が好きだったかな。
大幅によくなった乗り心地
前期86はサスペンションがやたら固く、道路の段差を乗り越えるたびに内蔵が揺さぶられましたがGR86ではボディ剛性が進化しているのかある程度の固さもありつつ衝撃をうまくいなしており乗り心地は大幅改良されております。
街乗りでのトルクアップを実感
前期86は回転数をある程度あげないとパワーが出ない若干ピーキーなところがありましたが2.4Lに排気量が拡大されていることにより街乗りでの信号からの0加速がかなりスムーズになっています。
後ろから押されるようなFRならではの感覚がよい。
前期86と比較してエンジンの回転に対してスムーズにパワーが出るようになっています。
【トヨタ86との違い】
toyota86とGR86 個人的にデザインに関しては甲乙つけがたく、どちらもとてもかっこいい車だと思います。
【感想まとめ】
トヨタ86は完成されておらず自分なりに手を加えて楽しむ車
GR86はトヨタの手によってすでにある程度完成されている車
この点に関しては明確な違いを感じることができました。
手軽にカスタムして楽しみたい人には明確にトヨタ86をおすすめし、カスタムせずにノーマルのまま完成度の高い車に乗りたい人にはGR86がいいのではないでしょうか。
