トヨタ86とは
86(はちろく)は、トヨタ自動車がSUBARU(旧・富士重工業)と共同開発したFRレイアウトのスポーツカー[1]。トヨタとしてはスポーツ800(ヨタハチ)以来となる水平対向エンジンのスポーツカーである。SUBARUからは兄弟車のスバル・BRZが販売されていた。
ロングノーズショートデッキなデザイン
衝突安全性能確保のためボンネットの低いデザインの車が作りにくくなっている昨今にこのロングノーズショートデッキのTHEスポーツカーといった見た目がこの車の一番の魅力です、2000gtを彷彿とさせる?サイドからみたデザインはまさに秀逸といえます。
ロングノーズショートデッキってやっぱりカッコいいな… pic.twitter.com/VgotHs1WlF
— 素地 (@Kryon_Rider) 2019年4月3日
モデリスタエアロがついているのですがボディラインの湾曲にそった連続性のあるデザインがお気に入りです(^^)vあとリアフェンダーのグラマラスなふくらみがサイドミラーから見える点もグッドです!
いいところ車
ハンドリング性能がいい
車両重量1230kgと現代の車にしては比較的軽量な車体+fr駆動方式の車という事もありコーナリングが気持ちいいです、とくに上りのコーナーではfr感を強く味わうことができるので楽しいです。普通に加速するだけでも後ろから押されるような加速感は現代の車ではなかなか味わえない感覚ですよ!
運転しやすい
こんな見た目をしているのでさぞ運転しにくいのでは?と思う方もいるかもしれませんがいざ座ってみるとヘッドライトの出っ張りがあることもあり車両感覚はつかみやすく、シートも高さを上に調整すれば前方の視界も良好です。ボディサイズも車幅は1775mmありますが全長は4240mmと非常にコンパクトで運転しやすいです。
燃費が比較的いい
ストップ&ゴーの街乗りでハイオク給油でアベレージリッター11は走ります。
高速道路走行時にはリッター15ほど走ります、現代の車としては燃費は極めて悪いほうかと思われますがスポーツカーとしての燃費性能はいいほうだと思います。
所有する満足感
やはり車はバイクよりも車体が大きいために存在感があります、車庫に行き車に乗り込むたびに気持ちが高揚してきますし車体を眺めているだけでもうれしいです(これは自分だけなのかもしれませんが)
悪いところ
電子スロットルの違和感
2012年式初期型の電子スロットルはお世辞にも性能はいいとは思えません。
ワイヤー式スロットルの車はドライバーがアクセルを踏む量=ガソリンが供給される量
ですが電子スロットルはそうではなくアクセル→コンピューター→ガソリン供給なのでどうしても反応がワンテンポ遅れてしまいます、運転していて違和感を感じます。
mt車と電子スロットルは相性が良くないのかもしれませんね。
荷物が乗らない
タイヤが4本乗るようにトランクルームは設計されているので奥行はある程度面積は確保されているのですが高さが縦に高い荷物は全く乗りません、大きい買い物を予定している方にはおすすめできません!2シーターよりも多少はマシなのかもしれませんが…
人が乗らない
乗車定員は4人乗りの2by2になってはいるもののデザインから見て分かる通り後部座席の乗車は緊急時以外はおすすめできません、足元も上部もほとんどスペースはありません、成人男性だと15分ぐらい座っていると体が痛くなってくると思います。4人乗れないことはないのですが2人乗りと思っていたほうがいいです。
乗り心地が悪い
乗り心地は正直良くはありません、下手な車高調よりも乗り心地悪いかもしれません、段差を乗り越えるたびに衝撃が運転席に伝わります、が乗ってくるうちに慣れます。どうしても乗り心地が悪いのはイヤだという人は純正オプションのSACHSダンパーを装着することによって乗り心地の改善が見込めますよ!(前期型にも後付け可能)
バッテリーが上がった・・・
昨年購入と同時に新品にしてもらったバッテリーなのですが、約2ヶ月板金修理の間ほぼ乗らなかったこと+週一に乗るか乗らないかの頻度でしか使わないこともあり1年でバッテリーが上がってしまいました、ジャンプスタートで復活したものの、1週間後に乗ろうとするとセルが回らない( ^ω^)・・・
車は乗ってナンボ!
ATかMTか ATはダサい??
86/BRZには6MTと6ATの選択肢があります(市場流通割合はだいたい50:50ぐらい)スポーツカーだからMTが当然では?と思うかもしれませんが今の時代の車はパドルシフトがついていてATの性能も上がってきているので個人的にはATの選択肢もアリだと思います、MTで何か不自由するようなことはありませんが自分も次に購入する車はATにしようと考えています。中古で前期型を購入する前に後期型の6ATモデルを試乗させてもらったのですが試乗してみても違和感は全くありませんでした、ATでもMTでも慣れているほうを選択すればいいと思います(中古車価格はMTのほうが多少は高め)また後期型は乗り心地、インテリア、エクステリアともに上質になり、ネックであった乗り心地も改善されており安く手に入れたい方以外のは後期型のほうがオススメです。またbrzはすでに生産終了しており86も近日生産終了のうわさがあります!ほしい方はラストチャンスかもしれません…まあ1,2年後には新型86/BRZがデビュー間近のようですが。
新型は現行の2リッターから2.4リッターに排気量がアップするみたいですね
【続報】新型brzの発表(2020.11.18)
2020年11月18日日本時間23時に公開が予定されていた新型brzがついに公開になりました!
スバル、新型「BRZ」世界初公開 米国で2021年秋発売予定 https://t.co/fUGb8BjtLD #subaru #brz pic.twitter.com/14X6BAhorl
— Car Watch (@car_watch) 2020年11月18日
後期型のヨーロピアンなスタイルとは打って変わってアメリカンな雰囲気をまとったクーペになっていますね。シボレー車と言われても信じてしまいそう…
予想では2.4リッターのna220馬力でアイサイト搭載、衝突安全性能の見直しが図られるようです。
また新型86はbrzとは違ったフロントフェイスになると思われるのでどんなデザインになっているのか楽しみですね(^^)v
スバル新型BRZ 正式に来ましたね!
— 個性的な車を偏見で紹介するbot (@koseiHENTAIbot) 2020年11月18日
内装カッコいい!
後付け感のあるディスプレイじゃなくてよかった笑 pic.twitter.com/TxCsKjYMKV
内装もzc6型brzと比べて質感アップしています!
スポーツカーの未来は…?
近年電気自動車が普及してきているのに対しガソリン車に対する風当たりは一層厳しくなってきています、2021年からは欧州の燃費規制が始まり燃費の悪い車は売りにくくなるような状況に徐々になってきています。
特にスバルのような燃費の悪い車種がほとんどのメーカーはWRX stiのようなスポーツカーを今後作ることができなくなるか可能性もあります。
電気自動車でもスポーツカーのような車を作ることはできるかもしれませんが絶対的な運転していての面白さはガソリン車に軍配が上がります。
スポーツカー冬の時代に一般人がガソリンのみで走る純粋に運転が楽しめる車を購入することができるのはラストチャンスなのかもしれません、こんな時代にお手ごろな価格とサイズでFRレイアウトのスポーツカーを作り続けてくれているSUBARUとTOYOTAには本当に感謝ですね(^^)v
最後までお読みいただきありがとうございました。