GR86生産終了の噂について考える
SNS上ではGR86のオーダーストップに対してトヨタ側からのアナウンスが何もないことから生産終了の噂がとびかっています。SNSの性質上、物事の正誤よりもセンセーショナルなニュースのほうが拡散されやすく正確な情報ソースがあるわけでもないが、メーカーから発表は何もないという状況で噂が噂を呼び生産終了説が囁かれています。
この件について個人的に考えてみました。
C型へ年次改良説
GR86の月間目標台数は700台と言われておりますが2022年1-6月で8540台の販売を記録しており、好調に販売台数を伸ばしており、何らかの問題が発生した場合を除き、このまま生産終了は考えにくいと思われます。
大本命は年次改良におけるC型への移行に伴いオーダー一時的なオーダーストップと思われます。
A型からB型への改良の際に、2022年2月にA型は一度オーダーストップになっておりその後2022年5月に再度改良が発表され再び受注受付が再開されています。
今回は9月の下旬にオーダーストップとなったことから、もし年次改良でC型への移行となるのならば年明けの2023年度初頭には何らかのアナウンスがあるのではないでしょうか。
フルモデルチェンジ説
ハイブリッド化しGRヤリスの直列3気筒ターボエンジンにハイブリッドシステムを組み込み300馬力オーバーの車両としてフルモデルチェンジするのではないかという説です、フロントマスクは新型プリウスのようなデザインですね。
軽量FRスポーツとしてAE86型カローラの現代版として登場した初代トヨタ86、そしてその後継として登場したGR86ですがHV化でターボエンジン搭載で300psオーバーとなればもはや"86"の名前はふさわしくなく、どちらかというとセリカ、ソアラですね。
GRスープラとキャラが被っており、カニバリゼーションとなってしまうので正直この説は考えにくいと思います…
ハイブリッドシテムの搭載で車両価格も高騰し、高性能ターボエンジンの搭載となるともはや軽量FRスポーツである”86”のコンセプトは完全に崩壊しています・・・
もしこうなってしまうのならばトヨタ86オーナーとしては複雑ですが生産終了になるよりは車の名前を残して販売を継続していただきたいです。
自動ブレーキ義務化でMT消滅説
ネット上では一般社団法人日本自動車会議所のウェブサイトに22年7月以降の新型車に自動ブレーキ義務化とありますがGR86は6月以降も自動ブレーキ機能は搭載されておりませんが販売はされておりました、またこの記事以外に自動ブレーキ義務化について日付を明言してあるウェブサイトは確認されませんでした。
しかし車の安全性、自動運転に対する議論が深まっているご時世なので往年のシートベルト、ABS義務化のようにAEBS義務化は近い将来必ず新車販売時には搭載が義務化されることが確実であると考えられます。
スバル新型WRXS4にはMTの設定がなく、WRXstiの発売もアナウンスされておりません。MT搭載車両もスバルはbrzの1台のみ。
今後スバルがbrzの1台のためにアイサイトをMT用に開発、改良?することは考えにくと思われます。
トヨタのセーフティセンスを搭載することはシステム上可能なのかどうかは不明ですが、この問題をクリアできなければいずれGR86/brzのMT搭載グレードはいずれ消滅してしまうと思われます。
なおトヨタCHRにはMT車にもトヨタセーフティセンスが搭載されておりMT+自動ブレーキは技術上では対応は可能であると思われます。
(忙しい人用)まとめ
GR86は9月下旬以降現在オーダーストップとなっておりメーカーからは何の発表もない。
エンジンブローの一件、欧州での期間限定生産終了の一件から噂が噂を呼んで生産終了説がネット上では囁かれている!
個人的には年次改良を行いC型へとマイナーチェンジを行い年明けには再度販売されると予想。
でも現在の使用ではGR86,BRZはいつかは市場から姿を消す運命…
純ガソリンエンジン車を運転することができる時代は確実に終わりに向かっている!
MT信者たちは今を思いっきり楽しもう!!
以上最後までお読みいただきありがとうございました。
(追記)楽しみすぎてトミカも購入しました(笑)