ひぐらしのなく頃に業 旧作との違い・あらすじ・考察・謎【祟り騙し編】
「ひぐらしのなく頃に業」について旧作との違いについて視聴して気づいた部分と大まかなあらすじと謎について3点をまとめてみました、今後放送が予想される「解答編」への復習や伏線の確認にぜひ。
祟り騙し編 あらすじ
其一
OP後に北條鉄平登場
6月9日
話の流れから部活メンバー間で弁当対決が翌日に開催されることが決定、圭一は親に作ってもらおうとするが家に帰ると両親は急な用事で数日間家を空けるとの置き書きが…
自分で作ろうとする圭一だが台所が火の車に…そこへ沙都子とリカがやってくる。
リカは圭一を見かねて夕食を3人分作ることに、夕食中に沙都子には悟史という兄がいいたが家出して今はいないことを圭一は知る。
6月10日
圭一は沙都子とスーパーで夕食の買い物に、その後圭一の家で二人で食事、食べ終わった後に圭一母からtel「明日の午前中には帰れる」沙都子との夕食は今日までに。
6月11日
レナから「助けてほしい」とtel、乱闘と勘違いした圭一だったが、実は鷺宮タイタンズとの野球の試合だった。
6月12日
勝利の記念にBBQをすることに、そこでカントクと会い、沙都子の両親は3年前に事故死し沙都子を養子にしたいが自分では法律上できないとカントクは語る。
詩音も登場、彼女は雛見沢ファイターズのマネージャーであることを知る。
BBQの帰り道で圭一は魅音、レナに悟史の事について聞くがレナの様子がおかしくなり、魅音と二人で話すことになる。そこで沙都子の親はダムの誘致派であり、両親と悟史はオヤシロ様の祟りでいなくなったと噂されていることを聞かされ沙都子の前では祟りの事は口にしないでほしいと言われる。
シーンは変わり沙都子の家に見慣れぬバイクが、それは鉄平のものであった…→ＥＤへ
其二
6月13日
沙都子が学校を休み、リカは遅刻をする。昼休みに大石登場、圭一に突っかかるが入江が現れ大石は手を惹く。その後保健室で圭一は入江からオヤシロ様の祟りについて聞き、沙都子の両親の事件も祟りが原因ではないかと村で言われていること、沙都子は両親の死後は叔父夫婦に引き取られ虐待を受ける、が1年前に叔母が死亡、叔父は祟りを恐れて村外に雲隠れしていたのだがその叔父が村に帰ってきたようだ。
入江は大石が雛見沢で「オヤシロ様の使い」と呼ばれていると圭一に話す。
リカから事情を聞いたチエ先生は鉄平のもとへ向かうも事態は進展せず。
6月15日
チエ先生は児童相談所へ虐待の相談をするがとりあってもらえなかった。（沙都子は過去に3度児童相談所に嘘の通報をしていたため）当の本人の沙都子は何事もなかったかのように登校してきた。ホッとするみんなであったが昼休みに圭一が沙都子の頭をなでようとすると様子が一変し錯乱状態に…EDへ
其三
錯乱状態になった沙都子に対しチエ先生が事情を聞くも「レナと喧嘩をしただけ」と答え何とか落ち着く、そして放課後リカが「僕と一緒に家に帰ろう」と言うも沙都子は拒。その後園崎詩音が教室に登場「叔父を襲えばいい」と意見する、別の世界での記憶からそれでは誰も幸せになることができないと分かっている圭一は詩音を強く止める。
そして５人は沙都子の現在の状態を訴えるために児童相談所に向かうもまともに取り合ってくれなかった。「打つ手がない」と言う圭一にリカは「前原圭一は運命などやすあやす打ち破ってくれる人、そんなことは信じない、沙都子を助けて」と涙ながらに訴える。リカの言葉に圭一は再び心を燃やすのであった…
6月16日
圭一は教室で雛見沢分校の生徒全員に「沙都子の救出にはみんなの力が必要、力を貸してくれ」と訴え生徒１５人+チエ先生で児童相談所に訴えに行く、しかしそれでも係長は取り合ってくれなかった。圭一はさらに諦めずにさらに人数を集めようと決意。
「これが運命を打ち破る力」と言うリカであったが、ラストシーンでは大石蔵人が登場するのであった…
其四
鉄平が倒したお地蔵さんを片付ける村人ら「今年の祟りは北条家で間違いないな…」
6月17日
魅音の誘いで祭りの実行委員会に圭一らも参加することになる、しかし途中でチエ先生が訪れ相談所に抗議活動をを行うのはもう辞めてほしいと告げる、村からの圧力がかかったためだ。北条家はダム戦争の時の仇敵のために村人はみな北条をかばったら自分も村八分にされるのではないか？と思い込み北条と関わると良くないと考えているのだ…圭一は町内会に向けて演説し沙都子の救出に力を貸してほしいと頼み込む。町内会からは賛同を得られたのだが沙都子救出のために行動を起こすためには園崎お魎の許可が必要なのであった。圭一らはお魎説得の為に園崎本家に行きお魎に頼み込んだ結果、、相談所に対し陳情活動を行う許可をもらう。
リカ「沙都子はこれで運命から救われる」「運命は打ち破れることは圭一は教えてくれた…」（皆殺し編での圭一の言葉）→EDへ
其五
お魎の号令で相談所の前には雛見沢内外から多くの人々らが集まって陳情運動を続ける圭一らであったがそこへ大石が登場し「敵は作らないほうがいいといったでしょう？」と言い圭一の前に立ちはだかる。その後同僚との会話で「今だけは前原さんに花を持たせようと思っている、前原さんは自分が正しいことをしていると信じてうたがいもしないんでしょうねぇ…」と意味深発言をする。
更に場面は進み園崎県議が相談所前に登場、大石が突っかかるが弁護士も連れてきており大石は結局引くことになる。その後お魎の計らいにより市長から連絡があったこともあり所長がついに姿を現す、そこで大石の厚意で警察同行のもと所長は沙都子の家に直々に訪れることが決まる。沙都子は助けてほしいと訴え沙都子の家から鉄平は出ていくこととなったのであった。リカは「圭一は1しか出ないサイコロの目で6を出した、つまり圭一の勝ち」と喜び、あとは綿流しの祭りを楽しむだけとなる。
6月19日
6人で祭りを楽しむ圭一らであったが、リカの演武の途中で沙都子に「悟史が大切にしていやものを渡したいと」誘われ圭一は沙都子の家に二人で向かう。電球をつけるとそこには鉄平の姿が…鉄平にバットで襲われる圭一であったがバットを奪い返し反撃。
結果的に鉄平と圭一はお互いに意識を失うことに。
目が覚めると病院のベッドの上で圭一は寝かされていた、大石の同僚の警察に「あの夜に何があったのか話してほしい」と聞かれるが圭一は記憶が錯乱しよく覚えていないのであった。
その後レナが病院に現れ、圭一はレナにあの夜に何があったのか聞く、
そこでレナから衝撃的な結末を聞かされる…「綿流しの直後に古出神社の境内で大石に魅音、詩音、リカ、沙都子は全員銃撃された」と。
レナは「あの日みんなで頑張って最高のゴールに到達したのはずなのに、こんなのは意味が分からない…」と狼狽するのであった。→edへ
過去作との違い
其一
・BBQ後に詩音と悟史の転校について話すシーンがなくなっている
・前作でぬいぐるみをプレゼントする伏線であった「いなくなる前に貯金を全額引き出していた」がなくなっている。
・雛見沢症候群LEVEL5発生症状である「誰かにつけられている、見張られている気がしている」と悟史が言っていたくだりの話がなくなっている。
其二
・この世界では大石は村人からは「オヤシロ様の使い」と呼ばれている
其三
・皆殺し編とほぼ同じ展開
其四
・8分15秒のシーンで魅音はレナのことを「レイナ」と呼んでいた？
・大石が町内会に途中参加「お手並み拝見させていただきますよ…」
皆殺し編では圭一に「ケンカは引き際が大事」「藪をつついて蛇を出すこともある」と圭一に助言を与えていた大石であったが祟り騙しではどう動くのか
其五
・北条家に沙都子と向かうと鉄平が待ち伏せしていて圭一と乱闘に（雛見沢症候群？）
・皆殺し編とほぼ同じかのように思えたが大石が境内で部活メンバーを銃撃
考察
・悟志がLv5発症以外の理由で失踪した可能性
過去作の伏線であったLv5発症症状の「誰かに見られている…」のくだりがなくなっているため。
・過去作で大石が唱えた祟りの実行は村人によるもの説が正しい世界と予想！
富竹、鷹野が逃走した理由は自らの身の危険を感じたためで、公由村長が失踪した理由も祟り主導犯に口封じで消されたと考えれば説明がつきます。（ハズレた？）
・皆殺し編では圭一の陳情団に協力的であった大石ら警察であったが今回は圭一らの敵に回るのではないかと予想！
・其四の8分15秒のシーンで魅音はレナの事を「レイナ」と呼んでいたように思いました。レイナということは過去の離婚がきっかけで竜宮レナになっていない世界なのかな
・大石が祭りの実行委員の会合に途中から参加、彼の目的は？
まとめ/謎
沙都子の救出に成功した圭一であったが物語は衝撃的なラストを迎えることに…祟り騙し編の謎をまとめてみました。
なぜ大石は拳銃で部活メンバー4人を銃撃したのか？
黒幕が大石と判明？した祟り騙し編最大の謎だと思われます、「ンフッフ、前原さんは自分が正しいことをしていると信じてうたがいもしないんでしょうねぇ」と語った大石であるが…
また、沙都子は北条家から境内に戻り魅音らに合流したことになる、果たして境内では何が起こっていたのか。
なぜレナだけ生き残ることができたのか
4人が銃撃され、その場に居合わせていたであろうレナは助かっている、発言からレナもその場に居合わせていた可能性が高いがなぜ彼女だけが助かったのかラストの「最高のゴールに到達たした～」のセリフから考察するにレナも「業」の観測者？（解のリカのポジション）
沙都子の渡したいものとは何だったのか
圭一に渡したい悟史の大切にしていたものとは何だったのだろうか、今までほとんど物語に名前が挙がってこなかった悟史ですが、おそらくこのアイテムが「業」の鍵となるものであるのではないかと個人的に思っています。
まとめ
祟り騙し編も再びリカの予言の正反対を行く結末となってしまいました。
大石が何らかの形で圭一を妨害してくることは想像していましたが衝撃的でしたね、まさかこのような結末になるとは…何が伏線であったのか現状では全く分からない私ですが、過去編から状況を整理して猫騙し編に備えたいと思います(^^)v
回答編が待ち遠しいですね！
最後までお読みいただきありがとうございました(__)
