ついに新型86、BRZが発表されましたね。
コロナ禍の中、発表はyoutube上にて
いっしょにいいクルマつくろう!トークセッションと称されトヨタ、スバル共同で行われました。なお86の車名はGR86になるみたい
↓五味やすたかさんによるインプレッションです↓
発表の要点をまとめると・・・
発売時期は?
brzが今夏発売、86が今秋発売となる予定のようです。
どこが変わった?
大きく変わった点が排気量が2.0lから2.4lにボアアップした点ですね。
従来型zn6、zc6最終型は207ps、212nmに対して新型は2.4lで235ps、250nmと排気量が1.2倍になりやはりスペックは向上していますね。
具体的な動力性能面では0-100加速が7.4秒から6.3秒に縮まったようです。
またATモデルにはアイサイトが搭載、安全性能が大きく向上、
その他にはボディ剛性の向上、各部の軽量化、空力性能の向上が図られたみたい
旧型と比べてオーナーが思ったこと
エクステリア面
個人的にはZN、ZC6のほうが好みだった、ZN6型では前期型から後期型にモデルチェンジする際にグリルの幅を大きくしてさらにワイド&ローなフォルムを強調したデザインとなっていたのだが前期型に原点回帰したようなデザインに?フロントのダクトから空気を取り入れブレーキシステムを冷却してサイドから空気を排出するシステムはレーシングカーみたいでカッコイイ。テールランプは旧型のほうがワイド感が強調されるデザインでよかったと思う、新型は現行型シビックみたい。
インテリア面
基本的にはキープコンセプト。旧型と同じく86のほうが内装パッケージはいろいろ選べそうですね。brzは黒のシンプルなデザイン。個人的にはディスプレイが近代化されてアナログチックなタコメーターとスピードメーターがなくなってしまったのが残念、でも起動時の水平対向をモチーフにしたアニメーションはいいなと思った。
排気量が拡大されてパワーは上がったが…
北米を主戦場にするため?に排気量が2.4lに拡大されトルク、馬力ともにパワーUPした86、brzだがこの車は直線での0-100タイムを競ったりするよりも運転することそのものに楽しさを見出す車であったはず、色々大人の事情はあるのだろうが排気量アップは個人的に必要なかったと思う。また排気量を上げるなら2.0lターボエンジンを搭載して大パワーFR!なんてグレードがあっても面白かったと思う、そうなるともはや86でもなんでもなくなってしまうが…
気になるお値段は…
排気量UPと安全装備の搭載、各部のブラッシュアップとなればやはり車両価格が高くなるのは避けられないと思われる。そもそも86はスポーツカー文化の復活を目指し過給機や専用ハイグリップタイヤにたよらない安くて遊べるFR車であることが86が86たる由縁だったはず。シビックタイプRのように我々一般サラリーマンの手の届かない価格帯の車になることはやめてほしい・・・
最後のガソリンのみで走るMTスポーツカーに?
co2削減、自動運転が叫ばれ、化石燃料で走る車に風当たりがきつくなってきている現代社会で新型86、フェアレディZ世代が最後のガソリンで走るスポーツカーになるかもしれませんね、車の電動化が進んでいけばMTはなくなる運命に。車が好きな自分からしたら悲しいです、娯楽の多様化により世間的にもはや目的地までの移動手段でしかなくなってしまったと思われるクルマ。オートマの電気自動車、ハイブリッド車は快適で燃費はいいのかもしれませんが個人的に運転することそのものに楽しさがあるとは到底思えません、僕はガソリンエンジンの鼓動感がやっぱり好き。
まとめ
色々書いてきましたがこのご時世にこの手の車を売り続けてくれるトヨタさんとスバルさんは流石ですね。旧型では86はドリフト志向とBRZは安定志向と乗り味のセッティングが大きく違っていましたが新型は果たしてどうなのでしょうか、その点も気になりますね。また2.4lに排気量が拡大され、野太くなったであろうエンジン音とトルク感は楽しみですね(^^)v早く試乗したい!
今年は他にも日産フェアレディZやスバルWRT STIなどまだまだ新型スポーツカーの発表が予定されています、続報が待ち遠しいですね。
以上最後までお読みいただきありがとうございました(__)